使っていないサブスク、いくつ契約してる?生前整理で始めるサブスクの棚卸し
動画、音楽、クラウドの保存容量、雑誌の読み放題、通販の有料会員——気づけば毎月いくつもの定期課金(サブスク)を契約している、という方は少なくありません。
一つひとつは数百円でも、使っていないものが積み重なると、年間では大きな金額になります。そして生前整理の観点では、「本人しか把握していない定期課金」は、いざという時に家族が解約に苦労するものの代表です。
ととのえナビは、これを「無駄遣いの反省」ではなく、暮らしを軽くする整理として、静かに進めることをおすすめします。
読みながら、少しずつ整える
気になったことを、書き残せる場所をご用意しています。
ととのえナビ Basic(¥480/月・14 日間無料)は、この記事のような「いつか必要になること」を 自分のペースで書き溜めておける、10 章のエンディングノートです。
- ✓10 章のエンディングノート(書けるところから、少しずつ)
- ✓AES-256 暗号化で保管(運営者も中身を見られません)
- ✓家族には読み取り専用 URL をひとつ共有するだけ
なぜ「本人しか分からない」状態が起きるのか
サブスクは、申し込みも支払いもオンラインで完結し、明細もアプリやメールの中にあります。そのため、契約している本人以外には見えにくく、次のような状態になりがちです。
- 家族はどんなサービスに入っているか知らない
- 支払いはクレジットカードから自動で引き落とされ続ける
- 解約するにも、IDやログイン方法が分からない
だからこそ、元気なうちに「一覧にしておく」ことに意味があります。
契約中のサブスクの見つけ方
思い出せるものを書き出すだけでは、必ず漏れが出ます。次の3つの場所から「逆引き」で探すと、ほぼ把握できます。
- クレジットカードの明細:直近1〜2ヶ月分を見て、毎月・毎年決まった額が出ている項目を拾う
- スマホのアプリ内課金:iPhoneは「設定 → Apple Account → サブスクリプション」、Androidは「Google Play → お支払いと定期購入」で一覧が見られます
- メールの検索:「ご請求」「更新」「領収書」などで受信メールを検索すると、契約中のサービスが浮かび上がります
「止める・残す」を分ける
見つけたサービスは、無理にすべて解約する必要はありません。次の3つに仕分けると判断が楽になります。
- 止める:半年以上使っていない、内容を思い出せない
- 残す:日常的に使っていて満足している
- 保留:年払いで次の更新日が先のもの(更新日をメモして、その前に再判断)
止めると決めたものは、そのサービスの公式サイト・公式アプリから解約手続きをします。「アプリを消しただけ」では課金が止まらないことが多いので、必ず解約の完了画面まで確認しましょう。
家族のための「一覧」を残す
止めずに残したサブスクは、サービス名・支払い方法・おおよその月額を一覧にしておくと、もしもの時に家族が困りません。IDやパスワードそのものを書く必要はなく、「どのサービスに入っているか」が分かるだけで、家族は解約や引き継ぎの糸口をつかめます。
スマホ全体の備え方は、スマホのデジタル終活の記事もあわせてご覧ください。
おわりに
サブスクの棚卸しは、生前整理の中でも成果が目に見えやすい作業です。使っていない一つを止めるたびに、毎月の支出も、家族が将来向き合う手続きも、少しずつ軽くなります。
今日はまず、クレジットカードの明細を1ヶ月分ながめてみるところから。無理のないペースで、一つずつ整えていきましょう。